僕がギターを始めて手にしたのは中学1年生のとき。出席番号順で後ろの席のメガネと仲良くなったところまでさかのぼる。
彼の自宅にはピアノがあり、あろうことかギターもベースもあった。いわゆるDTMの機材もあった。どうやら彼の父親の趣味だったらしいのだが、僕はそこで初めてリコーダー以外の楽器に触れることとなる…ものの、毎日彼の家へ行くわけでもないし、部活もしていたしで、それはそれとして月日は過ぎていった。
中学2年になり、その記憶もあってか、僕はギターをほしがるようになる。父について近所の楽器屋で恥ずかしがりながらモーリスの入門用レベルのアコースティックギターを買ってもらい、喜び勇んで自宅で練習を開始することとなった。
…購入して1週間の間は。
ご多分に漏れず、僕も「ギターのFコード」に引っかかったのである。こいつはおそろしいまでの難易度で幼い僕を徹底的に叩き潰し…はしなかったが、なんとなく嫌になってギターを投げ出してしまう原因になった。ちなみにそのギターはその後友達に借りパクされ、現在行方不明になっている。
そんなこんなで3年くらい過ぎる。運動部はおろか勉強までやめてしまい、「いいや、美大に行こう」なんて甘いことを考えていた僕は、だんだんと付き合う友達層も変化し、いわゆるダメのレッテルを貼られている奴らばかりとつるんでいた。ちなみに前述の後ろの席のメガネと仲がよかった頃の僕は割と優等生グループであったので、親はたいそう嘆いていた。
その中の一人が言うのだ。「バンドでもしよう」と。当然アホの子へと育っていた僕は二つ返事でオーケーし、他の友達からエレキギターを借り、楽譜のコピーをもらい、練習に励むのであった。ザ・ハイロウズの「青春」という曲であった。(参考[FLASH~BEST~])
実質初めて連中ばかりだったけど、すごく楽しかった。6人くらいでリハーサルスタジオに入り、ああでもないこうでもないと言うのは楽しかった。こんな感じだったから、あれから5年以上たった今でもギターなんか弾いているんじゃないかな、と思う。
アホの友達に感謝しつつ(今度のみにでも行こうかな)、長くなったので今日はこのへんで。続編はまた後日。
